
AI+ 学術ライティング
エッセイ、学位論文、学術論文を正しく書く
論証は明快に。声はそのままに。口頭試問にも耐える文章へ。
論証の中身は、すでに頭の中にあるはずです。時間がかかるのは、それをメモから擁護できる文章に仕上げる工程です。AIは言葉の面では助けになりますが、ときに皆様の声と論点を見失わせます。本書は、計画から投稿までを網羅するAcademic Writing Prompt Toolkit(33のプロンプト)、学術的な声を守る方法、そして学術的誠実性と開示に関する実践的な指針を、学術ライターの皆様にお届けします。論証は皆様自身のものだと知るエンジニアたちが書いた一冊です。
- すぐに使える、実証済みのプロンプト33個:論証の構造化、初稿の足場づくり、資料の統合、明確さのための編集、要旨と結論の作成、AI利用の開示
- 論証構造の設計ワークフロー:メモから「擁護できる草稿」までを、数日ではなく数時間で仕上げるための手順
- 資料統合の作法:引用を後付けするのではなく、根拠を論証そのものに織り込むための方法
- AI利用の開示アプローチ:所属機関・学術誌・指導教員の現行規範に沿った形で示す
- 30日間プラン:修士課程・博士課程の学生、研究者、学術誌への投稿者、学位論文の執筆者に向けて設計
本格的に学術的・研究的な文章を書くすべての方:学位論文や論文の章を執筆する大学院生(修士・博士)、学術誌論文・学会論文・書籍の章を執筆する研究者や大学教員、長編の卒業論文やキャップストーンプロジェクトに取り組む学部上級生、正式な報告書や政策提言を書く政策研究者やシンクタンクのアナリスト、症例報告・システマティックレビュー・診療ガイドラインを書く臨床医や医療専門職の方々。分野を横断する設計です。専門分野が違っても、書く技術は共通しています。
その他の対象:AIを活用した学生の草稿に向き合う博士課程の指導教員や学術編集者、規制の厳しい分野や格式ある場面で研究に基づく正式な文書を書く専門職の方々(意見書を書く弁護士、クライアント向け報告書を書くコンサルタントなど)、AIによる編集支援が特に大きな価値を持つ、英語を母語としない大学院レベルの書き手の方々。
- 文章を書き始める前に、AIを思考パートナーとして活用し、構造化された学術的な論証を計画する
- 導入部、要旨、結論といった難所を含む学術的な文章を、自分の声を手放すことなくAIで加速しながら下書きし、改稿を重ねる
- 適切な引用、パラフレーズと引用の区別、擁護できる文章の所有権を保ちながら、情報源と根拠を論証に統合する
- AIを活用したレビューにより、明確さ、正確さ、学術的文体、構造の一貫性の観点から学術的な文章を編集する
- エッセイ、学位論文の章、学術誌論文、研究計画書、学会発表要旨など、異なる学術ジャンルに合わせて、ジャンル別のAIプロンプトで文章を調整する
- 擁護できる記録を残しながら、所属機関・学術誌・専門分野の現行規範に沿ってAIの支援を開示する
- スキルチェック
- 学術的文章は、AIを活用する準備ができていますか?
- 第1章
- 現在の学術ライティングにおけるAI
- 第2章
- AIを活用した学術論文執筆のワークフロー
- 第3章
- 論理的な主張の計画と構成
- 第4章
- 初稿作成:メモから文章へ
- 第5章
- 情報源と根拠の統合
- 第6章
- 明確さと学術的文体の編集
- 第7章
- 声、独自性、そして過度依存のリスク
- 第8章
- ジャンルに応じたライティング
- 第9章
- 学術的誠実性と開示
- 第10章
- 学術論文作成のための30日間プラン
- 巻末資料
- スキルサマリー・推奨書籍・用語集・ツールリファレンス
AIエンジニアリング企業が開発した一冊——論証はあくまで自分のものであり、その擁護が成り立たなければならない学術ライターのために。
